脳神経外科診療のご案内

担当医師
伊崎 明(プロフィール

画像診断と治療

  • 物忘れ・不眠・気持が沈む・イライラ
  • 頭痛
  • めまい・ふらふら・目のかすみ
  • 言葉がでにくい
  • 顔がひきつる・ぴくつく
  • 耳鳴り・難聴
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 手足のしびれ・ふるえ・力が入らない・歩きにくい

脳神経に関する様々な症状が見られた場合、ご相談下さい。
検査の必要性は医師の問診・診療後に決定しますが、当院では即日検査・即日診断を原則にしております。
最新の診断機器(1.5T MRI、マルチスライスCT)を用いた、より正確な診断のもと治療を開始いたします。

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脳神経外科入院治療

脳血管障害の急性期やパーキンソン病をはじめとする脳神経疾患の入院治療が可能です。入院の必要性については医師の診察後に決定します。

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ボトックス治療のご案内

当院では、眼瞼けいれん、顔面けいれんに対してボトックス治療(アラガン社が開発したボツリヌス菌毒素)を行なっています。治療の対象となるかどうかは、診察を受けていただかないと判断できません。また治療可能と判断されても、薬品の取り寄せに1週間くらいかかりますので、ご了承下さい。費用については当院受付にお尋ね下さい。

眼瞼けいれん
眼の周りの眼輪筋のけいれんが自分の意思とは関係なく起こります。中高年に多く、下まぶたのピクピク感から始まり、明るい場所や精神疲労で悪化しやすいとされています。
顔面けいれん
顔面神経が血管に圧迫されて起こります。ほとんどが片側性(左右どちらか)で、眼の周りだけでなく、口の周りの筋肉までけいれんが及びます。まれに腫瘍や血管の奇形が原因のこともあるため、治療前にMRIを受けていただきます。症状は片方の眼の周りの軽いピクピクしたけいれんから始まり、次第に同じ側の額、頬、口、顎などに広がって行き、持続するようになります。顔がつっぱったり、けいれん側の筋肉の麻痺が生じることもあります。40~70代の中高年の女性に多い病気です。

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リハビリテーション科


長崎リハビリテーション学院学校長 天満先生による指導

当院では、理学療法士・言語聴覚士・作業療法士が、患者様の言語、嚥下、身体機能について協力して機能回復のお手伝いを行なっています。

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パワーリハビリテーション

マシントレーニング・各種体操等により筋力の向上や関節可動域の改善を図り、日常動作の改善を目指します。高齢者においては介護予防、自立支援を、また脳梗塞後遺症の患者様においても麻痺側の筋力改善を期待することができます。またADLの改善は精神面での効果も期待できるとされています。
居宅介護支援センターきららと協力し、在宅へ向けての支援を必要に応じ行なっています。

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病診連携

当院は県央地区の基幹病院である国立長崎医療センターや地元の総合病院である大村市立病院と緊密な連携を行い、患者様の状態に応じて協力して診療を行なっています。

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VSRAD(アルツハイマー病早期診断システム)のご紹介

VSRADについて

当院ではVSRADというソフトを用いて、頭部MRI検査により撮影された画像において健常者MRI画像と海馬などの萎縮度合いを比較することにより、これまで難しかった早期の認知症の診断を行なっております。臨床情報、MRI検査結果などにVSRADの解析結果を加えることによって、認知症の早期発見に有効とされています。

※VSRADはVoxel-based Specific Regional analysis system for Alzheimer's Diseaseの略で、埼玉医科大学病院核医学診療科松田博史教授の総監修の下、大日本印刷株式会社ならびにエーザイ株式会社が共同開発した、早期アルツハイマー病診断支援システムです。

アルツハイマー型認知症とは

脳を構成している神経細胞が通常の老化よりも急速に、いわば病的に減ってしまうこと(変性)によって、正常な働きを徐々に失っていき認知症になっていく病気です。

こんなことがあると要注意:
  • 同じことを何度も言ったり聞いたりする
  • ものの名前が出てこなくなった
  • 置き忘れやしまい忘れが目立つ
  • 時間や場所の感覚が不確かになった
  • 病院からもらった薬の管理ができなくなった
  • 以前はあった関心や興味が失われた

アルツハイマー型認知症の診断は、臨床情報に基づき判断されるものであり、VSRADはあくまでも補助検査となります。したがって、この検査結果のみでアルツハイマー型認知症と診断することはできません。詳しくは担当医にお尋ね下さい。

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