認知症は誰もがなる可能性があり、あなたやご家族にも起こり得る身近な病気です。
認知症になっても、自らの工夫や、家族・周囲の人たちの支えによって、自分らしく生きることが可能です。
~認知症の早期発見・早期治療を目指して~
「人や物の名前が思い出せない」「物忘れの回数が増えてきたように感じる」…などの不安や心配を抱える方々に対して、検査や面談などで総合的に判断し治療を行う事を目的に、認知症サポート外来を開設しました。 “認知症”についての不安や心配を抱える方々に対して、検査や面談などで総合的に判断し、認知症の早期診断と今後の治療方針を考えていく事を目的に、多職種が協働してサポートします。
※「物忘れ」には、「加齢による記憶力の低下」と「病気によって引き起こされるもの」があります。
「加齢による物忘れ」は誰もが経験するもので特に心配はありませんが、「病気による物忘れ」の場合は、治療せずに放置すると進行し、日常生活に支障をきたすようになります。
【診療について】
◆ 診療日時 : 随時
◆ ☎ : 0957-54-4230
- 当院受付窓口にて、「認知症外来」とお伝えください。
- 薬を服用されている方は、お薬手帳を持参してください。
※受診に向けての準備 (ご家族の方へ)
言い忘れや「診察室や検査室ではうまく話せなかった」を防ぐためにも、メモをご準備ください。
◆ 記憶障害のエピソード(いつ頃から?どんな症状?)、それによって困ったこと
(例)
・物を置いた場所を忘れて、「盗られた」と言って困る
・服薬したことを忘れて、再度服薬しようとして困る ・・・など
◆ 今までかかった病気、薬の名前(お薬手帳で可)
【診断までの流れ】
- 受診時に病状や生活歴を確認いたします(問診、診察、ADL評価など)
- 内科的、外科的疾患による認知機能低下があるか検査します
(採血、MRI、CT、脳血流検査など) - 臨床心理士・言語聴覚士による面談・認知機能検査を行います
- 担当医師が検査結果より認知症の鑑別を行い、診断内容を説明します
- 医師の判断で検査内容は異なります
- 検査スケジュールは検査内容によって異なります。場合により数回受診頂く場合があります